
Speedo は最速のスイムスーツ開発のためNASA(米航空宇宙局)の協力のもと、“SPACE AGE”における最先端技術研究と実験を実施しました。NASA は世界で最も正確な風洞装置を用い、航空機や超高速の宇宙船の大気圏再突入時に機体の表面に生じる摩擦実験を行っています。Speedo は60種以上の水着用素材(既存および開発中)の摩擦抵抗実験を行い表面摩擦抵抗が最小で最速の高性能な素材を開発しました。NASAにある世界でもっとも正確な風洞実験装置にて100種類以上の開発素材のテストを実施しました。

生体力学の権威であるデービッド・ピーズ氏が、ニュージーランド、オタゴ大学にある世界有数の流水プールにて実際のスイマーおよびマネキンでの試験を実施。多様な水着を用いた流水プール実験で受動抵抗の影響を測定し、一流スイマーのあらゆる動きにおける総抵抗値が明らかにされました。オタゴ大学の流水プールは、フルストローク時のスイマーのエネルギー効率を測定することにも用いられました。

コンピュータ流体力学とは、コンピュータモデリング技術により複雑なフロー問題を数値的に解決する方法で、航空宇宙、民間・海軍産業およびF1レースやヨットアメリカズカップなどのスポーツでも活用されています。
コンピュータ流体力学は、既存・新製品のデザインが実環境でどのような性能を示すかを予測でき、摩擦、圧力、スイマー周囲の水流の特性測定に用いられてきました。
世界有数のコンピュータ援用エンジニアリングソフトウェア&サービスプロバイダ、ANSYS社の CFDソフトウェアおよび技術を用いて分析が行われました。
コンピュータ力学の分析では、スイマーのボディで最も抵抗の大きな箇所を解析します。Speedo はどこで最も効果的に抵抗を軽減できるかを把握し、LZR Racer®の開発に引用しました。

Speedo はスイマーの体の構造を正確に把握するため、世界中で400名以上の一流スイマーを対象に3Dボディー・スキャンを実施しました。 こうして得られた情報に基づき、画期的なLZR Racer®のパターン設計と構築が実現しました。

オーストラリア国立スポーツ研究所は世界有数のスポーツ教育養成機関で、トップアスリートに対する指導を行っています。LZR Racer®の開発における生理学的水泳テストの大半はここで実施されました。生理学的水泳テストではスタート、10m、フリースイム、ターン、牽引状態における、受動抵抗、呼吸能力、運動自由度など様々な解析テストが行われました。